書店に地図を買いに行ったのですが、
地図コーナーには、東北地方の道路地図・住宅地図がゼロ。
県ごと市ごとの地図も残りわずかでした。
日本橋〜東京、銀座の書店を巡りましたが、どこも同じでした。
Twitterで地図がないない、とつぶやいていたところ、
地図や印刷の会社の関係の方が「お困りですか」と声をかけてくださいました。
そのなかに、北海道地図株式会社(@Hokkaido_Chizu)さんがあります。
会社のことは恥ずかしながら知らなかったのですが、
官公庁が発注する地図を主に受託制作している、旭川に本社を持つ会社だそうです。
その北海道地図(株)が、ウェブサイト(http://www.hcc.co.jp/information/report/report-earthqtouhoku.html)で
東北地方太平洋沖地震に対する地図画像(ai、PDF、JPG形式)を
無償提供しているのを教えてもらいました。
なかでも、Adobe Illustrator10のデータは、パスがちゃんと残ってる状態。
こんな使いやすいデータの状態で、えっホントにいいの?て感じです。
(下の画像はパスがわかるよう選択してあります)
![](http://2.bp.blogspot.com/-M587joJWclQ/TYjLDaY6b9I/AAAAAAAADdo/QXOBHDJrzPw/s320/%25E3%2583%2594%25E3%2582%25AF%25E3%2583%2581%25E3%2583%25A3%2B3.png)
利用に当たっての条件は、
■目的:
東北地方太平洋沖地震に関わる印刷物、Web、報道等における地図素材として
■期限:
平成23年4月末日
■クレジット:
データを2次加工して使用する場合は地図上にクレジットと承認番号を必ず記載
だそう。
デジタルデータを加工できるイラストレータの状態で無料提供するって、本当につくづくすごいことだと思いますよ。
本気で役立てたいと思いました。
ちなみに、石巻市内の書店売りの地図は、
取材に同行させていただくジャーナリストさんに神戸で入手してきてもらいました。
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北海道地図株式会社(@Hokkaido_Chizu)
東北地方太平洋沖地震に対する地図データ「GISMAPS」の無償提供
各エリア1/100,000、1/200,000の2種類。(ai、PDF、JPG形式)
http://www.hcc.co.jp/information/report/report-earthqtouhoku.html
※利用条件、使用可能期限あり
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