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2013年2月15日金曜日

【レビュー】無敵感を携帯する「ひらくPCバッグ」

ひらくPCバッグ・ブロガーズトートの合同ユーザーイベントに行ってきました。 

ひらくPCバッグ・ブロガーズトート合同ユーザー会
Photo by Norio NAKAYAMA
他の人がひらくPCバッグをどんな風に使っているのか、実際に目で確かめられたのは楽しかったのですが、ひとつすごく驚いたことがありました。 

それは、私以上の荷物の重さの人はいなかったということです。(ちょっとへこんだ)

ひらくPCバッグを購入した人は、ブログに「こ〜んなに入るよ。でも中身ほどの重さは感じないよ〜」ってレビューを書いているじゃないですか。だから、みなさん(特に男性)は、どんなにヘビーユースしているのかと思っていたんです。

ところが、みなさんが入れているアイテム数はそもそも少ないし、きれいな三角の形を保ったままお使いだったんですよ。

それに比べて、私のバッグは、ある方に「バッグが妊娠してるみたい」と言われるほど中身が多くて、若干型くずれ気味です。

かといって特異なモノは入っていないはずなのですが……。Macbook15 13インチとか周辺ケーブルとか取材ノートとか文具とか。確かに、どこでもシゴトの戦闘態勢に入れるよう何もかもいれてるんですけどね。

ブロガーズトート
ところで、昨日、スーパークラシックのプロデューサー兼デザイナーの南和繁さんと話していたときにふと気がついたことがありました。

整理整頓とか、道具を運ぶとか、そういう使用目的の面では、まつゆうさんが作ったブロガーズトートのほうが、ひらくPCバッグよりも共感ポイントが多いんです。

それでも私がなぜひらくPCバッグを使うのかというと、使い始めた時に感じた“無敵感”が理由なんです。

届いたばかりのひらくPCバッグを箱から出して、従来のバッグから荷物を移し替えたとき、「なんでもできる気がする〜!」とうれしくなる感じがありました。スーパーコンシューマーでの制作過程を読んでいた段階からそんな予感はありました。

R0015690.JPG
ひらくPCバッグは、
温泉のロッカーにも最適化
それは、「初めてカメラを手にした時」や「iPhoneを使い始めた時」に通じる、理屈じゃないわくわくした感覚でした。私はこういう感覚を、人が道具を選ぶ上でとても大切だと思っています。

ひらくPCバッグがそう簡単に生まれない類のバッグだと思う理由を、しばらくもやもやと考えていましたが、ユーザーイベントに行ってなんとなくわかった気がしました。

ひらくPCバッグをひとことで説明すると、「脳内拡張型アイテム」なんだろうなということに、4ヶ月たって気がついたところです。

リンク:2周年で初代のへたり具合をチェック&限定カラーも登場!(2014年12月6日)


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