来場者数は約100人。
入場料の一部と、会場でいただいた募金は、合計10万円が寄付金として石巻の社会的弱者の支援団体フェアトレード東北に寄付されました。
リンク:心のままに【311イベント寄付金ご報告】(9/2)
ようやく収支の計算も終わり、
皆様から頂いたチケット代金や寄付金を合わせて
総額【10万円】をNPO法人フェアトレード東北さんに
お渡しさせて頂くことになりました。
私は主催者ではありませんが、開催のためにいくぶんの調整をさせていただきました。平孝酒造の平井孝浩社長、NPO法人フェアトレード東北 阿部拓磨副代表と佐藤さん、ご来場&ご寄付いただきましたみなさま、ステキな会場を無償提供してくださったポプラ社の坂井社長、本当にありがとうございます。
思えば、発災からまだ間もない3月下旬〜4月上旬あたりに、様々な方から、現地の様子を教えて欲しい、現地の支援団体を紹介して欲しいなどと問い合わせを受けました。そのときにつないだのが、micとフェアトレード東北でした。
その後、micはお仕事を続けながら、行動的な私でもビックリするくらいの行動力で、牡鹿半島に何度も出掛けていきました。世の中本当にすごい行動力のある人がいるもんだなぁと、私は密かにじんわりしていたものです。
今回のチャリティイベントのメインの演目のひとつは、そのmicが牡鹿半島の避難所で出会った人々になりきる、 ひとり舞台「カントリーロード 石巻・牡鹿半島」でした。
ぽろぽろ泣きました。
沖に出て船上迎えた津波のことを、龍に例える漁師さん。津波が全てをさらったなかから、やっとみつけだした思いでの宝石を「必要ならこれを売ればいい」というおばあさん。
牡鹿半島の人たちの揺れる魂がmicに乗り移ったみたいな気がして、舞台バージョンの「ふたたび、ここから」なんじゃないかと思ったくらいでした。micのひとり舞台は、感情の記憶装置といっていいかもしれません。
リンク:ひとり舞台×トークショー:皆様からのコメント(8/29)
すごかった。おじちゃん、おばあちゃん達の生の声、ホントにそのまんまなんだろうなと、
じーんとして切なくて、涙がこぼれて・・・。
今回の震災は私達(社会)の弱い部分を露呈した、という加藤さんの最後のメッセージが響きました。
micさんは色々なところで上演したがっているので、「ここでやってほしい!」という声をいただければお届けします。micを呼ぶことで被災地支援になります。micに託す間接的な方法だけど、舞台をみた方の得るものが、とてもとても大きいと思いますよ。