世紀の天体ショー、金環日食にまつわる、東京は世田谷区での話です。
部分日食がはじまり、いよいよ金環の直前になると、近所の人たちが家からぞろぞろ……。
ご近所さん、通勤の人、通学の人、工事の関係の人、電力のメーターチェックのおばちゃんなど、朝の7時半て、けっこう路上にたくさん人がいるのね。
さっそく、その辺にいた人を適度に巻き込みながら、「どうぞ、どうぞ」と日食グラスを手渡すご近所づきあいがスタート。お向かいのマンションの屋上にいたご家族とも、「そろそろですねー!」とか叫びあっておりました。
ほとんどは、みなさん話したことも見たこともない間柄の人たちなんですが、みなさん、気軽に寄ってくるんです。なんだかほんわかとした一体感に包まれていて、味わったことのない不思議な光景でした。
通りすがりの中学生さん、口あいてますよ?
それにしても、日食グラスのなかった時代、昔の人たちは、どうやって太陽を見ていたのでしょうか。
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