太平洋沿岸に近づく前線と低気圧の影響が心配され、「もはやダメかも」という空気感のなか、21日の朝は、東京ではときおり雲の隙間からお日様が顔を出す空模様となりました。
私も一応、適当に撮影にチャレンジ。 人様のコンデジをお借りして、プログラムモード、手持ち撮影しました。特別に何をしたというわけではないのですが、輪郭をクリアにするために、 ISO感度のみ、AUTOではなくISO100に設定し直しました。フィルターは、Vixenさんにいただいた肉眼用の日食グラスです。
気象庁からは、数値予報天気図というコンピューターが予測計算した専門天気図が発表されています。1日に2回出るのですが、ここ10日あまり、更新されるたびに、気象予報士仲間たちが一喜一憂し、「念」のこもった予報をしてくれてました。
たとえば、かつての同僚、関西テレビ「アンカー」の気象キャスター片平敦くんのツイート。
片平 敦 @katahira_tenki
【金環日食の天気/近畿】最新の予測結果も、薄曇りか本曇りかで悩ましい状況です。南ほど、そして東に開けた斜面を背にする所ほど、雲が厚い見込み。現時点では、雲の切れ間から太陽が見えることを祈るばかりです。(5月19日)
だけど、どんなに優秀な気象予報士でも、天気はさすがに変えられない。
片平君が挑んだ大阪では、金環食の瞬間が見られなかったそうで、「過去最大級の、ものすごいショック」とつぶやいていましたので、もしよかったら励ましてあげてください。
http://twitter.com/#!/katahira_tenki/status/204431361224876032
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