きょう3月1日(米国時間)から、Googleの新プライバシー・ポリシーが施行となります(書いている時点では、たぶんもうまもなく)。
WIRED日本版で見つけた記事に従って、とりあえず共用アカウントの履歴を全て削除したところです(やばそうな履歴なんてなかったですけど)。
リンク:「Google履歴を消去する方法」
そして、ああ、すっきり。
(アカウント設定>サービスの、ウェブ履歴の有効化/無効化でできます)
もう何日も前からGoogleから新しいプライバシー・ポリシーのお知らせは来ていました。
Googleにはサービスはいっぱいあるからな、買収を繰り返してるのだから、それぞれが別々のポリシーで運用をしているから大変だよな、統合した方が合理的なんじゃないの? くらいの感覚でいました。それに、いくつかのアカウントを使っていますので、色々と開くたびに出てきて、ああもうっ!という邪魔な気分くらいにまでなっていたのは確かです。
ところが、ここ数日のニュースで、このプライバシーポリシーの統合が問題視されていることを知りました。米国内でも競合企業であるMicrosoftが批判したり、欧州委員会が調査と発効延期を依頼、そして日本の経産省も、法令遵守及び利用者へのわかりやすい説明等を求める通知をしたとのことでした。
リンク:経産省/グーグル株式会社に対する注意喚起文書の発出について
無料で使っているネットサービスでは、履歴などの個人的な情報を日々収集されていることくらいは、ネットサービスの動向にあまり詳しくない私でも知っています。うっすらと気持ち悪いナーと思ったりしながら、特段悪いコトしてないし、するつもりもないし、と思いながら、検索やGmail、Google+をなどを便利だから使っているんですよね。
あるいは、個人情報を積極的に収集させて、アルゴリズム精度の向上に協力したほうが、お得な情報を得やすくするといった考え方も、だいぶ浸透してきていて、個人情報収集については、気にしていない人もいるかもしれません。
ただ、ニュースを見ていると、そういった認識のレベルでは個人的な答えが出せないな、という印象を受けました。あくまでも印象です。詳しくないですから。Googleの新しい統合プライバシーポリシーのもつ意味やリスクが、どういうことなのかそう簡単にはイメージできないからです。
気になる方は、ひとまず検索で、
Google プライバシーポリシー 問題
と検索して頂ければ、その問題に触れている論説はたくさん出てくると思います。関連するニュースやブログなどを読みながら、認識を深めるとか、私自身はまだそいうところまでは至れてないのですが、とりあえずやらなければと思ったのは、
「共用で使っているGoogleアカウントは、クリーンにしておかなければ」
ということでした。よくイベント用にもアカウントを作成して使っていますし、今後も誰に引き継いでいくかわからないですから、履歴の蓄積を一時停止にしておく必要があります。
一度登録してしまったら、設定を見直すことはなかなかですけれども、こういう階層にこんな個人情報があるんだよ、ということを知るきっかけにもなると思います。
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