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2011年10月2日日曜日

鉄道地図帳でよみがえる過去の地震・津波の影響の大きさ

東日本大震災と鉄道をテーマにした特集本は、専門誌からのものを含め、いくつか出ていますが、新潮社から出た「旅」ムック「日本鉄道旅行地図帳 東日本大震災の記録」は、過去の記録も含めて内容がとてもよかったので、購入しました。


関東大震災で、東海地方から関東地方にかけて被災した鉄道の地図などに加え、津波の高さや地震による山津波(土砂災害)の記録が写真ごと載っています。

ひとつひとつの災害記録としてみる機会は、様々な場面であるのでしょうが、鉄道という線と面の広がりを持った要素で地震の影響や被害の大きさをみるのは、わかりやすくていいなと思いました。とくに、神奈川県、東京都、千葉県への津波・地震の影響を、想像しやすいと思います。

被災した三陸鉄道や仙石線の矢本-松島海岸間、石巻港駅を私も少し歩きましたが、とっても悲しいものですね。

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